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ESG&CSR

学び ― 私たちのサステナビリティ方針

学習する組織を経営理念とし、学び続ける姿勢をもって、ガバナンス・社会・環境と向き合います。

創業者メッセージ

朝の澄んだ空気と、どこまでも広がる景色。

昼間、木陰を吹き抜ける涼しい風と、心地よい蝉の声。

夕暮れには満天の星空の下で、蛍を追いかけて遊んだ思い出。

眠れない夜には、静かな山道を歩き、高台から街の夜景を眺める――。

自然とともに生き、天地と調和する穏やかな日々。それが、私が幼少期を過ごした、台湾・八卦山の中腹にある小さな集落でした。

しかし、その豊かな風景は、進学のために故郷を離れ、さらに兵役や社会人生活を経験する中で遠ざかっていきました。高層ビル、車の流れ、信号、まっすぐに延びるアスファルトの道路。見上げれば照りつける太陽、見下ろせば足早に行き交う人々。私はまるで、大海を漂う一艘の小舟のように、根を失った浮き草のように、自分の居場所を見失っていました。

学ぶこと、働くことだけが日々の中心となり、人と人とのつながりも、自然との距離も、いつしか遠いものになっていたのです。

人生とはそういうものなのだと、失ったものは二度と戻らないのだと思っていました。しかし、人生は常に変化し続けるものでもありました。

その転機となったのが、ピーター・センゲの『学習する組織(The Fifth Discipline)』との出会いです。

組織は、生き物のように成長し、変化し、社会や環境とともに進化できる存在であることを知りました。社員は家族のように共に学び、共に成長し、喜びも困難も分かち合うことができる。仕事は苦役ではなく、仲間とともに課題を解決し、製造プロセスを磨き続ける創造的な営みとなる。そして、株主・社員・取引先・お客様は、それぞれが価値を共創し、その成果を分かち合うパートナーである――。そんな組織の姿に、大きな憧れを抱きました。

一方で、実際に私が目にしてきた企業や組織の中に、そのような「学習する組織」はほとんど存在しませんでした。

その後、慈済の活動に参加し、人は社会や環境のすべてを変えることはできなくても、一人ひとりの小さな行動が未来を変える力になることを学びました。慈済基金会が30人の女性による毎日のわずかな積み立てから始まったように、小さな善意が積み重なることで、大きな変化を生み出せるのです。

会社を創業することは、もともと私の人生の目標ではありませんでした。しかし、その機会が訪れたとき、「学習する組織」を実践し、一人ひとりの主体的な学びを通じて会社を成長させることができるのではないかと考えました。

Holo Solution は2002年に創業し、2007年には現在の工場を建設しました。敷地の約3分の2を緑地として残し、多くの樹木を植え、自然との調和を大切にした工場づくりを進めてきました。そして十数年にわたる努力の積み重ねによって、ようやく安定した成長と成果を実感できるようになりました。

ESGという言葉は比較的新しい概念ですが、私たちが創業当初から目指してきた価値そのものです。ESGという考え方によって、その理念がより明確になり、私たちの進むべき方向がよりはっきりと示されました。

このESGへの取り組みが、Holo Solution の企業文化として社員一人ひとりの心に深く根付き、その価値がさらに社会へ広がっていくことを願っています。

敬具

Holo Solution 創業者
黄 仁俊

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環境との共生

大地と人のあいだに、呼吸できる空間を。

Holo Solution の本社は、台湾・彰化県埔塩郷にあります。田園風景に囲まれた自然豊かな町で、私たちは自然を大切にするからこそ、自然とともに歩む企業でありたいと考えています。

インターロッキング舗装 ― 大地が呼吸できる環境へ

敷地の半分以上を緑地として残し、芝生や樹木を植栽しています。また、構内道路にはアスファルトではなく、インターロッキング舗装を採用しています。

インターロッキング舗装は地面を完全に覆わないため、雨水を自然に地中へ浸透させ、地下水の涵養に貢献するとともに、昆虫などの小さな生き物の生息環境にも配慮しています。

モニタールーフ ― 自然の力を活かした換気

工場の屋根にはモニタールーフと大型換気ファンを設置し、「暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する」という自然の原理を活かして、工場内の空気を循環させています。

これにより空調設備への依存を抑え、エネルギー消費の削減につなげています。また、屋上には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを有効活用しています。

自然採光 ― 太陽は最高の照明

工場には自然光を積極的に取り入れるUVカットガラスを採用しています。外部環境を遮断しながらクリーンな製造環境を維持し、同時に自然採光によって照明用電力を削減しています。

また、人工照明が必要なエリアでは、従来の蛍光灯に代えて省エネルギー性能に優れたLED照明を採用しています。

環境認証素材の普及

OBASSOでは、環境認証を取得した紙素材を使用したパッケージの普及を推進しています。

ラミネート加工や過度な表面加工をできるだけ施さず、素材本来の風合いと美しさを活かすことをデザインコンセプトとし、より持続可能なパッケージづくりを目指しています。

>> OBASSO 環境配慮型パッケージのご紹介

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社会との共創

印刷技術を広め、印刷の価値を分かち合う

WHY NOT PRINT

2014年、Holo Solution はソーシャルメディアブランド 「WHY NOT PRINT」 を立ち上げました。

印刷業界には、「難しすぎて誰もやりたがらない仕事」や、「実現は不可能だ」と思われている印刷加工が数多く存在します。私たちはそうした依頼を簡単に断るのではなく、その難しさの本質を探り、精密な加工技術や複雑な製造プロセスによって解決したり、デザインやマーケティングの発想を取り入れることで、新たな可能性を見出してきました。

創業当初は、ただ職人として「他社にはできないものをつくりたい」という一心で、防偽印刷技術の研究に打ち込んでいました。しかし、多くの課題を解決していく中で、その経験には共通する考え方や価値があることに気づきました。そして、その知識や経験をもっと多くの人と共有したいという思いが生まれました。

現在では、デザイナー、印刷業界、マーケティング関係者をはじめ、印刷に興味を持つすべての方々へ向けて、技術や事例、アイデアを積極的に発信しています。

私たちは、専門的な印刷技術を限られた業界だけのものにするのではなく、誰もが印刷を理解し、楽しみ、創造やビジネスに活かせる存在にしたいと考えています。

「共有すること」は、今や WHY NOT PRINT の最も大切な使命です。

印刷、デザイン、そしてマーケティングの現場で積み重ねてきた経験を、印刷職人ならではの視点で発信し、一人でも多くの方に印刷の魅力と可能性を届けていきます。

印刷に興味をお持ちの方は、ぜひ WHY NOT PRINT をフォローしてください。

>> Facebook – WHY NOT PRINT

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組織とともに成長する

「The Gestalt Project」が育む学習する組織

The Gestalt Project は、企業における「学び」を実践するための取り組みであり、Holo Solution が目指す「学習する組織」の中核となる考え方です。

ゲシュタルト心理学では、人は不足している情報を自然に補い、全体像を認識しようとする性質を持つとされています。しかし企業では、そのような曖昧さをなくすために、標準作業手順や文書化などを通じて、すべてを正確に伝えようとする傾向があります。

もちろん、標準化や情報共有は重要です。しかし私たちは、それだけでは人の創造性や主体性を十分に引き出すことはできないと考えています。

人は本来、自由な発想と豊かな想像力を持っています。制度だけでは組織は成長できません。だからこそ私たちは、一人ひとりが互いに学び合い、それぞれの視点や経験によって組織を形づくることを大切にしています。

組織のビジョンや文化も、最初から完成されたものではありません。メンバー同士が対話し、試行錯誤を重ねる中で、少しずつ共有され、形づくられていくものだと考えています。

これが The Gestalt Project の原点です。

私たちが目指しているのは、人々が安心して学び、働き、成長できる「組織という生態系」を育てることです。その生態系は、社内だけで完結するものではなく、外部とのつながりを通じて成長し続けます。

一本の若木や一匹のミツバチが、やがて豊かな森を育むように、小さな学びや行動の積み重ねが、持続的に成長する組織をつくると信じています。

>> The Gestalt Project の活動は「会社ニュース」でご紹介しています

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